ナ・キュファン| Kyuhwan Na

ナ・キュファン(韓国)
Kyuhwan Na (Korea)
学生時代から、熾烈な競争社会のなかで、芸術家、そして彫刻家として自由に生きることを思い描いていた。
職人になれば自由になれるのだろうか。
自分らしく生きるとは何だろうか。
2年間の兵役という制約の多い生活を経験したことで、自分を取り巻く環境の影響へと意識が向かい、それはやがて社会への関心へとつながっていった。
国家による暴力、労働、社会の二極化、立場や権力を利用した横暴、社会のなかで疎外された存在、そして自由な生をテーマに制作を続けている。
「自らを現場に派遣する」という考えのもと活動する「美術行動グループ『派遣美術家』」の一員として、仲間のアーティストたちとともに、社会的な問題をめぐって対立が先鋭化する現場に入り、芸術活動を行っている。
これまでに2回の個展、『人間』(釜山民主公園、2012年)、『水を飲んだカバの季節』(水原、2024年)を開催。Baggat Art Exhibitionの会員として活動し、2020年に第10回ク・ボンジュ芸術賞を受賞した。
