ラウ・トンハン | Lau Tong Han


ラウ・トンハン (マレーシア)
Lau Tong Han(Malaysia)


「みえざるもの 」 ― 顕現の径
ステートメント
今回の芸術祭のお手伝いと、地域のリサーチを含めてこの地を訪ねた。展示の前に『まれびとの家』展示場所の周囲を草刈りした。しばらく放置されていたこの場に、祭りが開かれることを思いながら、場と挨拶を交わすように作業をした。
森の営みは、外在する実物と、内在する根源とを結ぶ通り道である。
刈り取った笹の束、伐られた木の断面、土に触れる掌、血に染まるほどの関わり。
そのひとつひとつが「みえざるもの」を呼び覚まし、やがて姿を顕わにする。
それは、この場に積もり重なったほこりを払い、沈黙を掘り返す行為の痕跡であり、
自然の気配と、私自身の存在とが重なり合って見えてきた一瞬のかたちである。
小さな営みを通して、より大きな変化に参加している。
祭りが無事に開催できるように、旅人として短い間に滞在する人々も、この場と少しでも連結できるようにささやかな“お祓い”を行なった。

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