黒潮 Ombak Hitam-齋藤徹さんの記憶とともに 15:00 − 16:30

2023年8月26日(土) 15:00-16:30 信濃公堂

参加費 祝儀(ドネーション)


出演

ザイ・クーニン チャンゴ、身体、声
久田舜一郎 小鼓
石坂亥士 神楽太鼓
杉原信幸 


Profile

久田舜一郎 | 小鼓

1944年生まれ
能楽師 大倉流小鼓方(重要無形文化財総合指定保持者)兵庫県西宮市在住。
大倉流十五世宗家、故大倉長十郎師に師事。
・一般社団法人 日本能楽会会員・公益社団法人能楽協会正会員 ・大阪能楽養成会講師・公益社団法人能楽協会大阪支部常議員
関西を中心に全国の能楽五流の舞台に出演。2010年在トルコ日本大使館文化事業の参加ほか、 ヨーロッパ、アメリカ、メキシコなどでの海外公演にも多数出演。
「能サウンド・ミュージアムオブアートシリーズ」として 兵庫県立美術館・大阪市立東洋陶磁美術館・大阪市立美術館などでの公演を行なうほか、各地での能と能囃子の普及発展をめざした企画公演、プロデュースに力を注ぐ。
社中会「松月会」を東京・名古屋・大阪・神戸・他にて指導。
弟、久田勘鴎は 観世流シテ方、長女、久田陽春子は 大倉流小鼓方。
1944年観世流シテ方 故久田秀雄の長男として愛知県に生まれる。1961年故大倉長十郎師に内弟子入門、能「翁」脇鼓にて初舞台。1969年独立・能「道成寺」初演。1986年重要無形文化財総合指定認定。1997年秘曲、能「姥捨」を初演。1998年第五回日本伝統文化奨励賞受賞。2007年大阪文化芸術(個人)知事表彰受彰。2011年兵庫県文化功労表彰受彰。2011年神戸市文化活動文化功労賞受賞。2018年兵庫県文化賞受賞。
2018年「信濃の国 原始感覚美術祭2018-水のハレとケ」において齋藤徹(コントラバス)、ザイ・クーニン、矢萩竜太郎(ダンス)、皆藤千香子(ダンス)とのコラボレーションを行う。

https://syougetukai.com/

ザイ・クーニン| チャンゴ、身体、声


1964 年、シンガポール生まれ。ザイは数十年間にわたり、彫刻、インスタレーション、絵画、実験音楽、ビデオ、映画、パフォーマンス、ダンス、舞台など様々な表現媒体を用い、既存のカテゴリーにとらわれない創作を続け、分野横断的かつ即興的なアートを実践してきた。現在、彼は東南アジア地域においてもっとも多才なアーティストのひとりであり、またシンガポールにおける前衛アートの最前線にいる。
ザイは 1989 年にラサール・カレッジ・オブ・アーツのセラミック彫刻専攻を卒業したのち、身体に対する関心から「拷問される身体」を主題としてきた。同時に彫刻、音、パフォーマンスの間にある可能性を探求し、蝋を用いた作品も制作。1997 年の作品「The Body」はニューサウスウェールズ・アートギャラリーでフランシス・ベーコンやエゴン・シーレといったヨーロッパの巨匠とともに大規模な展覧会「BODY」で展示された。
ザイの関心はその後、東南アジアの儀式に関する身体動作と言語に及んでいく。シンガポールと日本でもパフォーマンスを行い、コントラバス奏者兼作曲家の斎藤徹と舞踏家である故・元藤燁子らと共演を果たしている。2001年には、マレー文化、特にリアウ諸島の原住民「海のジプシー」と呼ばれるオラン・ラウトについての研究を進めていくようになる。

石坂亥士
石坂亥士| 神楽太鼓

1971年 群馬県桐生市に生まれる。

1986年 高校時代に和太鼓と出会い、各地の伝統芸能や祭りの取材を始める。1990年 舞踏家ディース・カワラ氏より身体表現の基本を学ぶ。1992年 これまでの取材の成果を生かし、神楽太鼓、和太鼓を使った演奏をスタートさせる。1994年 自分の基盤となる地元の神楽と出会い、神楽師の修行を始める。1996年 パーカッショニストの土取利行氏(ヨーロッパ演劇界の巨匠ピーター・ブルックの劇団音楽監督)に師事し、太鼓と身体の密接な関係やリズムの奥深さを学び、舞台を共にする。1997年 韓国打楽器アンサンブル「サムルノリ」を康明洙氏より学ぶ。1998年 フリージャズの伝説的ドラマー、 Milford Graves(ミルフォード・グレイブス)のワークショップに参加し、リズムと身体の関係を学び、多大な影響を受ける。

2001年 桐生西宮神社の伝統ある祭礼「えびす講」にて、奉納演奏「えびす太鼓」が恒例行事となる。同年より、神社、寺院といった日本古来の場所での演奏活動を開始する。

2003~2004年 新潟、メキシコ、東京、群馬という順で「Dragontone」と題して古くから伝わる音をテーマにしたコンサートツアーを行う。メキシコでは、 旧僧院、美術館、大学、クラブ等の様々な場所で演奏を行う。

2005年 メキシコを中心に演奏活動を展開し、日本をテーマにしたコンサートや打楽器奏者やピアニスト、バイオリニストといった多数のアーティストと共演する。 Sergei・M・Eisenstein監督の無声映画「戦艦ポチョムキン」のためにピアニストと共同で楽曲を作り、その映画がピアノと打楽器の生演奏で上演される。

縄文友の会主催の、2009年 三内丸山縄文大祭(三内丸山遺跡)、2012年 小牧野劇場(小牧野遺跡)参加。

https://dragontone.wixsite.com/gaishi-ishizaka

杉原信幸| 舞

旅することで出会う、地と、その地に暮らす人と文化との出会いの驚きから生まれる表現によって、人と自然の境界の場をひらく活動を行う。


1980年長野県生まれ。
2010年より木崎湖畔を中心に「信濃の国 原始感覚美術祭」を毎夏主催。
2016年NPO 法人原始感覚舎設立。理事長。
2019年ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)のフェローシップで8か月間の台湾原住民文化リサーチを行う。
2022年 文化庁新進芸術家海外研修員として1年間の先住民調査(シンガポール、マレーシア、インドネシア)を行う。
2023年 サントリー天然水北アルプス信濃の森工場(長野)に常設のアート作品を制作。

主な展覧会

2016 瀬戸内国際芸術祭2016/Soko Labo/香川
2020 東海岸大地芸術祭2020(台湾)
2021 北アルプス国際芸術祭2020-2021(長野)

http://sugiharanobuyuki.net/

信濃公堂(信濃木崎夏季大学)