山本史織

2021年8月28日(土)
会場:千年の森 ※荒天の場合は信濃公堂
山本史織(美術) 、植田響(ピアノ) 、谷本麻実(パーカッション)、 柳原実和(パフォーマンス) 、高瀬あかり(パフォーマンス) 、松岡沙生(草木染め)、 後藤はるか(美術助手)

この作品の原点は子供の頃は土とか虫とか普通に触ってたのになぜ大人になるとそれらが汚いものという感覚になるんだろう、きれいと汚いの境界線ってどこなんだろう、という問いです。どんどん自然から離れていく生活や無菌状態=きれいな状態という風潮に窮屈さを感じ、エコシステムや自然の原点であり象徴である土に人を再び出会わせる作品を作りたいと思うようになりました。靴を脱ぎ土の感触を足の裏で確かめるという行為を通して人がエコシステムの一部であるという実感を言葉で語るよりはるかに多くのことを感じることができるのではないかと考えています。