信濃の国 原始感覚美術祭−2020 山の清め、水の面

開催期間

2020年8月29日[土]ー8月30日[日]

開催地

長野県大町市木崎湖畔

主催

NPO法人原始感覚舎

共催

西丸震哉記念館

アートディレクター

杉原信幸

コーディネーター

森妙子

協賛

西丸真美

助成

公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 新型コロナウイルス特別緊急助成

文化庁 文化芸術活動の継続支援事業

山の清め、水の面

新型コロナウィルスの影響を受け、多くの芸術祭や、伝統的な祭りが中止や延期になる中、今年の原始感覚美術祭は疫病退散の儀式として「山の清め、水の面」をテーマに祭を開催します。現在の状況下で、わたしたちにとって、どのような祭りが必要なのかの試みです。

原始感覚

真摯に自然と向きあう時、人は感覚の原始へと還っていく、その時におのずと生まれる態度が美であり、その術として 美術がある。自然というのは、外に広がる世界だけではなく、自らの身体の中に連綿と受け継がれる生命としての自然 も含まれる。縄文時代から受け継がれる生活の中にあたりまえに美のある在り方こそが、本当の豊かさであり、北アル プスの荘厳な自然に抱かれる木崎湖畔で滞在制作を行い、その地に暮らす人と出会うことでしか生まれえない表現を創造することによって地域の“文化”を生み出していく。それは、外部と地元が出逢い、アートと伝統、都市と地方を結ぶ、文化の境界域として の祭を生みだすことである。

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